初めての海上釣堀
海上釣堀は筏に沢山の種類の魚が放流されています。
マダイや青物と呼ばれるハマチやカンパチなど、日頃から親しみのある魚種に始まり、
カンパチやシマアジ等お寿司屋さんで頼めばちょっといい値段がつくような高級魚も
放流してあります。
中には天然の石鯛、超高級魚のクエなども放流されるなど、魅惑いっぱいの海上釣堀です。
最近では、サクラマス等の幻とさえ言われる魚種まで登場し始めています。
2009年の冬には5キロ前後のニジマスを放流予定している海上釣堀も実際に存在します。
大アジやサバまでも計画に入れられているそうです。
海上釣堀の業者さんにはこれからも魅力ある海上釣堀であり続けていただきたいと切に思います。
初心者向け講座について
書きながら初心に戻るべくこれまでの経験上に基づき、初心者の方の坊主脱出の為に
少しばかりでもお役に立てたらと思い、初心者向けに「マニュアル本」的な
意味合いを込めて書いてみましたので、宜しければ読んでみてください。
おわかりかと思いますが、あくまでも海上釣堀とはいえ、自然が相手の釣りですので、
全てにおいて釣果が約束されるものではありません。
また、中にはこの内容が間違っている!とおっしゃる方もおられるかもしれません。
しかし、そこはひとつの引き出しとして収めていただきたいと思います。
あくまでも、坊主逃れや貧果を脱出していただくためのご参考にと思います。
基本的に私の書き下ろしは、場所が良かった!から、とか場所選びを前提に、とか
場所を見極める方法は書いておりません。
なぜなら、今日は沢山釣れた!ではなく今日は沢山釣った!を目指してほしいのです。
それに、場所選びを前提に書いてしまうと、場所が全てみたいになってしまいます。
海上釣堀の達人の中で、
その海上釣堀に通い詰め釣れてる場所をある程度把握して好釣果を出す人と、
どの場所(海上釣堀)に行こうがどの筏の何処に座っても好釣果をたたき出す人を
私は沢山知っています。
私は、釣れたより釣った実感がわく釣りが好きです!
みなさんもそうでそうですよね?
釣りが終わった際に、今日はもてる案を全て出し切って完敗ならそれでいいではないですか?
そう思えるぐらい自分の手法を出しきれるようにしてください。
その第一歩の為に、としてお読みください。
この内容と皆様の経験に基づいた内容をミックスして、
よりよいフィッシングライフに役立てていただければ嬉しく思います。
釣り方や、仕掛け、エサ、海上釣堀の特徴等は、ネットで調べたりすれば、
簡単に一通りのことは調べがつきますし、
ベテランの方々の個人サイトをみれば、とても参考にもなります。
この書下ろしには、釣り方や、仕掛け、エサについて概ね理解されている部分についても、
より理解を得ていただくための内容を書き面得たものです。
なぜ?この仕掛けがよいのか?なぜこのエサがよいのか?等々を
より深く理解して自分の引き出しを増やして釣り場で出し切ってください。
38ken